錦織ストレートで8強進出 [スポーツ]
男子テニスのマレーシア・オープンは24日、
クアラルンプールで行われ、全米オープンで準優勝した
世界8位の錦織圭(24=日清食品)は初戦のシングルス2回戦で
世界ランキング150位のラジーブ・ラム(米国)に6―2、6―3で快勝し
準々決勝に駒を進めた。全米準優勝後の初戦を快勝した錦織は
1時間ほどで世界ランク150位の格下を相手に危なげなく勝利
「いい試合ができた。優勝を目指して頑張りたい」と貫禄を漂わせた。
実は、錦織は2年前にラムとの対戦で敗れていたが
経験と自信を積み重ねた錦織にとってもはや手ごわい相手ではなかった。
全米後、一気に周囲が騒がしくなった。
8日の決勝後、13日に帰国。
18日に香港に旅立ち、マレーシアに20日に入った。
どこでも大人気でイベントに引っ張りだこ。
錦織も「さすがに疲れた」。
それでも、チャン・コーチと「またゼロからのスタート」と話し合い、気持ちを引き締めた。
今大会はツアーの中でも、最も規模が小さい。
世界ランクを決める点数で、4大大会は優勝すれば2000点が入るが、
今大会は250点。
しかし、年末上位8人しか出場資格のない11月のツアー最終戦に向けて、1点でも多く稼ぎたい。
今大会の優勝賞金は16万5000ドル(約1800万円)。
錦織は準々決勝で4勝0敗と負けなしのマトセビッチと対戦する。
アジアのスーパースターが再びコートに戻り、優勝を狙う。
錦織の今後の活躍に全世界が注目している。
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